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【スタッフ体験談】マインドフルネスを公認心理師・臨床心理士が受けてみた!

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2021年5月6日

最終更新日 2021年5月6日

公認心理師・臨床心理士がマインドフルネスを体験!

耳にすることはあれど、『実際何をどうするの?』状態だったマインドフルネス(専門職ながらお恥ずかしい…)。スタッフ複数名で弊社マインドフルネス担当心理スタッフにマインドフルネス講座をお願いしました(ありがとうTさん…)。今回はその体験談を紹介します。

 

【精神科医監修】マインドフルネスシリーズ

マインドフルネスとは①定義と潮流

マインドフルネスとは②仕組みとやり方

 

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マインドフルネスの実際

当時の筆者はマインドフルネスに関して限りなく無知に近い状態。筆者以外スタッフのマインドフルネスに関する認識や理解度は『ワークショップに参加したことがある!』というスタッフから『大学の授業でちょっと聞いたくらいというスタッフ』まで様々。大変でしたねTさん!(他人事)

 

講師スタッフTさんによるマインドフルネス講座は、マンツーマンのセッションで、『マインドフルネスとは?』『マインドフルネスの効果は?』といったお勉強ののち、実際にエクササイズ(呼吸のエクササイズ)をやってみる、といったもので全部で45分ほどでした。

 

 

まず、マインドフルネスに対してどのようなイメージを持っているのかを講師スタッフと共有しました。当時の筆者はマインドフルネスに対してほとんど知識がない状態だったので「今、ここに意識を向けるやつ?」「体の感覚とかを見るやつ?」「何も考えないやつ?」といった非常にぼんやりふわふわとしたイメージを伝えたのを覚えています。

 

後日、『他スタッフからはマインドフルネスのイメージとしてどんなものが出てきたの?』とTさんに聞いてみたところ「瞑想的なもの」「ふわっとしている」「不思議」「ありのまま」といったものだったそう。ふわふわしているのが私だけではなくて良かった!(失礼)

 

いよいよ、マインドフルネスとは何ぞや?どういうことが起こるのか?といったことの解説を受けます。新しいことを知る、未知のものを習う時というのは、いくつになってもわくわくするものですねえ♪

 

正直『マインドフルネスってどんな効果があるの?つまり何なの?』という気持ち(私は自他ともに認める現金なタイプです笑)が結構ありました。

マインドフルネスとは、“今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、 評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること”(引用:日本マインドフルネス学会

解説を聞いているうちに、そういう考え自体がマインドフルではないんだなあ…正直、なかなかにもどかしいなあと感じました。

 

『パリッと答えが出る類の話ではない』。頭では理解したつもりでも『えっ。実際に私に実践できるんだろうか…』と不安は過りました。筆者は理屈っぽいタイプで、どうしても理解から入ろうとする自覚があったので、尚更こういう心配が出たのかもしれません(ちなみに、説明自体は非常に分かりやすかったです!サクラではありません)。

 

一通りマインドフルネスについて説明を受け、いよいよエクササイズ体験。マインドフルネスのやり方レクチャーです。今回体験したのは、呼吸のエクササイズです。呼吸に意識を向けるアレですね。

 

体験自体は5分くらいだったと思いますが『自分散らかってるなあ』というのが率直な感想です。もともと注意散漫な人間だとは思っていましたが、この約5分という短い時間の中でも、幾度となく関係ないことが頭に浮かんでは消え、別の体の部位に意識が飛び…と我ながら忙しい!

 

『これはいけない』と思いそうになりますが、それもマインドフルではないので『今、飛び散ってるなあ~』と観察し、呼吸に戻す…この繰り返しだったように思います。まあ、すぐに飛んでいっちゃうんですけどね!

 

ちなみに、筆者は学生時代スポーツをやっていて、自分の体の感覚に意識を向ける機会が多かったこともあって、(すぐに散らかるとしても)呼吸に意識を向ける、ということへの抵抗はあまりなかったなあと振り返っています。この辺り、それまでどういう生活をしてきたかで体験が変わってくるんだろうなと思ったポイントですね。

 

そんなこんなでエクササイズが終了した後には、感想を共有したり、後解説的なものを聞いたりと、少し話をしてからおしまいとなりました。

 

実際にエクササイズを体験する前は『5分?短っ!それ大丈夫~?』と思っていたのですが(失礼)、実際にやってみるとすごく長く感じました。普段通りの思考(散らかるやつです)をしないで何かに意識を向け続けるなんて、これまでの人生で一度も経験ありません。5分を長く感じて然り、という結論に至ったわけですが、いやあ本当に長かったです。

 

『長ければ長い方が良い』と勘違いして最初から長時間のエクササイズに取り組もうとしたら挫折するだろうな…いや、するな。集中力のない筆者は思いました(個人差があると思います)。実際マインドフルネスのトレーニングは、日々5分でも毎日取り組むことが重要らしいと聞いて、難しいことをやろうとする必要はないんだなと安心。

 

マインドフルネスを体験して良かったポイント

『普段しないことをする』感じが新鮮

これまで当たり前に付き合ってきた自分の体の感覚に向き合う、当然だと思っていたことに目を向けてみる、そしてそれを眺め続ける。これは新鮮な体験でした。初めてのことなので、うまくできないなと感じた部分はたくさんありましたがが、『マインドフルネスは筋トレ』の言葉の通り継続してモノにすればいいんです(よね?Tさん)。うまくいかなかった感覚については、それはそれでよい、と安心できるのも良いポイントです。

 

疑問点や気になる点は都度確認

これはマインドフルネスに限らず、マンツーマンのセッションならではの感想です。例えばグループワークのように自分以外に参加している方がいらっしゃると『こんなこと聞いていいのかな』『他の人がいる前だと恥ずかしい』『他の人の時間を遣ってしまうのも…』と考えてしまいませんか(筆者はこのタイプです)。一対一であれば気兼ねなく質問できますよね。

 

自分のための時間なので自分の質問ができる、当たり前ですがこういう機会って思ったより少なかったりします。『取り組んでいるけど、これでいいんだろうか…?』という不安は、独学に付きまとう問題です。気になったこと、聞きたいことが出てきたときに、単発でも質問したり、チェックできる環境があるのは心強いなあと感じました。

 

『マインドフルネスって何?』状態だった筆者によるマインドフルネス体験談でした。なるべく率直に感想を書き連ねたので「こんな感じなんだなあ」という一つの参考にしていただければと思います。

 

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【執筆】

籔(公認心理師・臨床心理士)

マインドフルネスに関する説明を受けて、長年(周りが)悩んできた落ち着きのなさ、頭の中の忙しさにMind Wandering(マインドワンダリング)という名前がついていることを知りました。私は放浪者だったのですね。

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【イラスト】

若丸(公認心理師・臨床心理士)

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