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2025年2月10日
最終更新日 2025年2月13日
目次
医療現場におけるハラスメントは深刻な問題です。特にクリニック(診療所)は、病院と比べてスタッフ数が限られており、院内の人間関係や患者との距離が近いため、独自のハラスメントリスクが存在します。院長先生や人事担当者にとって、スタッフからのハラスメントの訴えはクリニックの運営に大きな影響を及ぼします。本コラムでは、医療機関勤務のスタッフが直面するハラスメントの実態、クリニック特有の課題、そして効果的な対策について解説します。
医療現場では、多くのスタッフがハラスメントを経験しています。ある調査によると、医師の55%が職場でハラスメントを受けたと感じたことがあり、日本看護協会の調査では看護職員の52.8%が過去1年間に暴力やハラスメントを経験しています。
これらのハラスメントは職場環境の悪化を招くだけでなく、スタッフの精神的ストレスを増加させ、離職率の上昇につながります。
クリニックならではのハラスメント問題として、「ペイシェントハラスメント」が挙げられます。患者やその家族からの無理な要求や暴言、暴力が含まれます。
また、クリニックの多くは少人数の職場であるため、スタッフ間のハラスメントも問題となりやすい環境です。先輩スタッフからの過度な指導や、派閥の発生が職場の雰囲気を悪化させるケースもあります。
なお、”顧客からの著しい迷惑行為であるカスタマーハラスメント”は近年社会問題化しています。厚生労働省はあらゆる組織に対してカスタマーハラスメント対策を義務化する見通しです(参考:カスタマーハラスメントを知っていますか?|厚生労働省)。
クリニックを運営してらっしゃる院長先生や人事担当者がハラスメントを未然に防ぎ、スタッフの働きやすい環境を整えるために、以下の対策が有効です。
クリニックにおけるハラスメントは、スタッフの定着率や診療の質に直結する重要な課題です。ペイシェントハラスメントやスタッフ間のトラブルを未然に防ぐためにも、研修の実施や外部相談窓口の活用、方針策定といった対策が不可欠です。
スタッフが安心して働ける環境を整えることは、ひいては患者へのより良い医療提供につながります。クリニック運営の安定のためにも、今すぐハラスメント対策の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
医療法人を母体としている弊社だからこそ医療機関特有のハラスメント対策はお任せください。
【サービス名称】 【サービス概要】 ハラスメント外部通報窓口・相談窓口を提供いたします。相談は臨床心理士・公認心理師といったメンタルヘルスのプロが対応。相談者様の心情に寄り添いつつ、的確にヒアリングを実施します。サービスにはハラスメント対策方針普及啓発ツールも含みます。 【料金設定】 従業員様数に応じたシンプルな設定となっております。 例)従業員数が25名のクリニック 月額定額プラン:初期費用プラス月額7,000円(税抜) ※通報件数・相談件数が何件であっても追加料金は発生しません。
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